川に棲むモノは何だったのか。

見た話

坂本龍馬が投げ込まれた川に棲むモノ。を立花が分析してみました

あの時に見た「緑色の水の中でただよう何か」は、パニックを鎮めてしまうほどの何かを持っていました。
心を冷静にしてしまう恐怖とでも言いますか。
霊を怖い。と思うのではなく、もっと根源的な本能的な恐怖だったんですよね。。。

あれは何だったのか。

水死体の霊?

よく見る人間の霊とはちょっと違って感じました。
精霊?妖精?
いや・・・違うような気がします。
もっと邪だけど、意思のない物のように感じました。
意思が感じられなかったから、「虚無」と私は感じたのかもしれません。

自然と言うのは怖いんです。
彼らとは分かり合えないから。
その仲立ち的な形で、自然神が存在するのかなと思ったりします。

自然霊は必ずしも人間の味方ではないんですよね。
すべての存在が「人間の味方」である。と言うのは人間の傲慢であり勘違いなのかもしれません。

川の中にいた影はもしかしたら、自然の凝った妖怪的な存在なのかな。
水死体が人を川に引きずり込む。なんて話があります。
鏡川でも、溺れて死んでしまう人は後を絶たないのです。
「引きずられたね」
と祖母はよくつぶやいていましたが、その「引きずったもの」は何だったのかという話はしませんでした。
川の妖怪と言えば、高知にはシバテン伝説があります。
『新先生一代記』より「芝天

 シバテンは相撲を取る妖怪で、河童の一種とされています。
でも、水中にいたものはそんなどこか微笑ましさも感じるようなタイプではなく。
鏡川にシバテン伝説は伝わっていないようですし・・・探し切れていないのかもしれませんが。
私が見たものの雰囲気はオーソドックスな「河童」の方がぴったりくるかもしれません。

実体はなく、ただ水の中で漂う鮮明な影の姿でしたから、皿や甲羅は見当たりませんでした。

直感的に「人間ではない」と感じたのですが、あれは何だったのでしょうか。
シバテン?河童?

川にいる人間でないものを「河童」と呼ぶのなら、あれは河童なのかもしれませんが・・・。
皿も甲羅もなかったただの影だったので、もしかしたら河童の幽霊?

あれが人を川に引きずり込んで殺すモノの一つなのか。それともたまたま通りかかって、溺れかけている私を見ていただけなのか。
今となってはわかりませんが・・・。

怖かったことは確かです。

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