高知の仁淀川で経験した心霊体験

立花月夜の心霊事件簿


仁淀川といえば、上流では美しい水をたたえた川です。
私は伊野町をよく利用していたのですが、仁淀川は結構怖い川でした。

まず私は仁淀川では泳ぎませんでした。
遠かったのもありますが、結構亡くなる人が多いんですよね。
仁淀川は。
私が鏡川でおぼれた時と同じような状況の場所が多いのかもしれません。
川の流れの底のほうめりねのと、上のほうの流れのスピードが違うのかもしれないですね。
私が高知に住んでいたころは、ひと夏に2~3人ほど仁淀川でなくなったりしていました。

そして私の祖母が信仰していた高知の民間信仰であるイザナギ流の神官さんが、果物やお供え物を死者のために流していたのも仁淀川でした。
鏡川のほうが神官さんの自宅から近いのに、なぜか仁淀川だったんですよね。
とても有名な方だったのですが・・・。聞けばよかった・・・。
祖母も

「仁淀川は危ないから泳ぐな」

と言っていました。

川というのは恵みを与えると同時に、いろいろなものを奪うところでもあります。
仁淀川は鏡川より異世界に近いような気もします。
といっても川は大体怖いのですが・・・。

私が仁淀川で体験したのは、ちょうど今頃。お盆の終わってすぐくらいでした。
車の免許をとったばかりで運転が楽しくて、意味もなくドライブをしていた頃でした。
とある橋に差し掛かった時に、それは見えました。

川面に浮遊する白い玉がたくさんいるのです。
暗くて何も見えないのに、やたらはっきりと見える白い玉は思い思いの方向にふよふよと漂うように飛んでいます。

(え?)

二度見をしてしまいましたが、相変わらず半透明の白いたくさんの玉がふよふよ。

(えーーーーッ?)

いたるところでふよふよしているオーブを見て、慌ててアクセルを踏みました。
お盆で帰る途中の霊たちだったのか、はたまた取り残された霊たちだったのか。
私には知る由もありません。

もう一つ。仁淀川にまつわる父から聞いた話があります。
大昔に父が仁淀川の沈下橋を車で渡った時の話です。
夜暗かったので、ガードのない沈下橋は恐怖だったそうです。
昔の闇の深さに加え、沈下橋を渡る。
勇気あります。

ハンドルを切り損ねたらまっすぐ川の中ですしね。
そんな状況で父がゆっくりと沈下橋の上を車を進めていたら。
ひらひらと布のようなものが飛んでいたそうです。

(なんだあれ?)

それは某アニメのアレのような感じで、空をひらひらと飛んでいたとか。

アニメでは一反木綿は正義の妖怪ですが、実際には首に巻き付いたりして人を殺すこともある怖い妖怪です。
それはひらひらと飛んでいましたが、急にバサッと身をひるがえして父の車のフロントガラスに張り付いたそうです。

「うわっ」

悲鳴を上げた父。ブレーキはかけていたから、ハンドル操作を誤ることはなかったけれど・・・。
もし走行中だったら・・・
もし歩いて渡っていたら・・・伝承のように殺されてしまったのでしょうか・・・。

 

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