とれたて怪談 エレベーターと私と・・・?

立花月夜の心霊事件簿

とれたてほっかほっかの話でございます。

ジムに向かっていた私。
久しぶりです。
今日はビルがシーンとしていました。
ビルのほとんどのテナントがお休みだったのでございます。

「今日は静かだなあ」
昼間ではございましたが、空はうっそうしており雨が降りそうでもあります。
ジムはそんな静かなビルの一角にありました。
バイクを停めてエレベーターに向かいました。

↑ボタンをおしてしばらく待つとエレベーターが着ました。
乗って行先ボタンを押して、誰もいないことを確かめて閉ボタンを押してエレベーターの奥に。
すると。
閉まりかけたドアがもう一度『開』を押されたかのように開きました
「?」
だれか入ってくるのかな?と思ってみていても誰もいない。
「誰かのいたずらなのかな?」
と思って、入口によって周囲を見ていました。
雨の中うっそうと重い空気をたたえたビル内に私以外の人影はありません。
「???」
エレベーターのセンサーの誤作動かな?と思って、もう一度閉ボタンを押しました。
今度はすんなりドアが閉まります。
「誤作動か」
なんて思って、ふと自分の横の開いている方(入って右の奥にいたので、左奥は開いていた)をみると・・・?

白い影が立っていました。

私より少し背が高いぐらいで、真っ白でちょっとノイズみたいに揺れていて。
(この人が入ってきたから、開いたのか)
とちょっと納得しましたが、ボタンを押すことはできたのかなと不思議になりました。
普段は生きた人と同じような姿に見えることが多いのですが、この人は白い霧のような頼りない感じでした。
前を向いたままゆらゆらとしている影を目の端で見ながら、いろいろ考えていると私が下りる階に到着しました。
影は私より早く反応して、ゆらゆらとエレベーターの外に出て行きます。
と次の瞬間、何も残さずきれいに消えてしまいました。

雨の日、幽霊が出るような話は聞いたことがないビルでの話です。

ジムも貸し切り状態だったので静かでした。
静かな生暖かい午後のお話でございました

夏休みの読書に:日本の妖怪&都市伝説事典 妖怪156+都市伝説34 [ ながたみかこ ]

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