布団の上を何かが歩く部屋

立花月夜の心霊事件簿

幽霊屋敷のような祖母家での出来事です。

祖父母の家は大広間(仏壇があるお葬式などに使う部屋)の横に、通夜に遺体を安置したり、見張りの人も寝たりする部屋があります。
小さな部屋なのですが、ここは結婚する前に実母の部屋でした。

その小さな部屋にわけあって、住んでいたことがあります。
その時のお話です。

仏壇のある隣の部屋とは襖で仕切られています。
我が祖父母の家には猫がたくさんいるのですが、なぜかこの仏壇のある部屋には入ってきません。

その部屋で眠っていたころの不思議な体験をいくつかお話ししたいと思います。

+カサカサ音
パソコンをしていると、猫もいない私しかいない部屋で
カサカサ
と小さな音がよくしていました。
パキッ ボキッ というラップ音とは全く違う音でした。

+襖をひっかく音
襖をひっかく音はするのですが、開けてみるとどの猫もいない。
そんなことが多々ありました・・・。

音の怪奇は他にも「襖をすっすっ」とするような音が聞こえる。などありました。
そして一番不思議だった出来事は音ではなく。
毎夜毎夜布団を敷いた後に起こる怪異でした。それは・・・

だれもいないのに布団をサクサク踏む「透明の何かがいる」のです。

布団をかぶって寝ていると、布団を何か小さな足が踏んで歩くのです。
四つ足で小さな小さな足・・・まるで猫のような・・・?

確かに祖父母の家には猫がたくさんいます。
でもこの部屋には絶対に近寄らないです。
もちろん猫が入ってきているわけではありません。
だって電気をつけて見回しても、猫がいないんだもの。

なのに、猫が布団の上を歩くような感触がするのです。

この部屋は私の母が住んでいたころ、たくさんの猫を看取った場所です。
近所で虐待されて殺されかけた猫、交通事故で瀕死の猫などを拾ってきては看取ったり治療した部屋です。
この部屋で布団の上に乗ってくるのは、母が看取った猫たちなのでしょうか。
さくさくと布団の上をあるく猫たちは不思議と怖くないのです。
そして、その子たちがたてる猫の体が襖をこする音、カリカリ音もとくに怖いものではなく。

最後を看取ってもらった猫たちが、早く虹の橋を渡ってくれればいいなと今も思っています。

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