実家の部屋の横にある霊道を歩く霊

立花月夜の心霊事件簿

私の住む家は幽霊屋敷になってしまいます。
育った自宅は赤い光の粒粒が群れで宙を飛ぶという怪現象が起こっていました。
だれにも言ったことはありません。
なんとなく
「誰にも見えないんだろうな」
と思っていたから。
午後9時以降に起こっていて、小さなころに住んでいた家でしか見たことがありません。
あれは何だったんだろう・・・?

この自宅から3分のところに祖父母の家があったのですが、ここのほうが禍々しい事件がいろいろありました。
猫の幽霊の部屋の話は前に書きましたが、こんなお話があります。

一時期複雑な家庭環境から逃げ出して、祖父母家に住んでいたころのことです。
祖父はもう亡くなっており、祖母と伯父だけが住んでいました。
私が入ったのは亡き祖父の部屋でした。
祖父の遺品をいろいろと見ながら、日々を過ごしていたのです。
そして来た冬。

ストーブを焚いても全く暖かくなりません。
狭い4畳半の部屋なのに、ファンヒーターを焚いても全く暖かくならないのです。
がちがちと震えながら過ごしていた私の耳に、『パキッ』『バシッ』とプラスチックの大きな破片を勢いよく折るような大きな音が響いてきます。
これは冬だけなら
「寒いから?」
という話になるのですが、不思議なことがいくつかあります。
+「うるさい黙れッ」と私が怒鳴ると鳴りやむ。
+年中「夜、私だけがいるときだけ鳴る」
+昼間や夜誰かと一緒にいるときは鳴らない。
+たくさんいる猫はなぜか部屋に近寄らない。

年中鳴っていて結構大きな音だったので、めちゃくちゃうるさかったです。・・・怖いよりうるさい!かったです。もう。

+ストーブが温かくなくて、音がうるさい

もっとめんどくさい?ことがありました。
窓の外に霊道が通っているんです。
普段はみんな流れるように去っていくのですが、たまーに窓をのぞく霊がいるんですよね。
窓をのぞいてもすぐにいなくなるのですが・・・とある霊は違いました。

その霊はライタースーツを着ていましたが、全体的にうっすらと透けていました。
黒い霧が固まっているような。
フルフェイスのヘルメットを右手に持っていて、首から上は見えません。

「どうしたの?」
話かけると、その人は
「どこに行けばいいのかわからない。ここはどこ?」
「バイクに乗っていたの?」
「バイクに乗っていて、『危ないっ』と思った次の瞬間にはここにいた」
どうやらバイク事故で亡くなった人のようでした。・・・確かに見た目もそうだもんね。
「どうすればいい?」
「んー。成仏する?西のほうに歩いていけばいいらしいよ。」
「わかった。行ってみる」
という話をして、その人は霊道を西の方へみんなと同じように歩いていきました。

この霊道は今は心無い隣人が作った土山で寸断されてしまい、隣人も私の家も大変なことになっているのは別の話です。

この怪奇現象が起こる家では、祖父も怪奇現象にあったということなのですが・・・それはまた次の機会にお話ししたいと思います。

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