墓場の幽霊。カランコロン

みんなの心霊事件簿

旦那は切削工作機械で有名なメーカー出身。
その中でも花形部署で育ち、「神」と呼ばれる切削プログラム職人でした。
そんな彼が言葉巧みに零細企業に引っ張られた時の話。

その零細企業はお墓の隣に工場がありました。
深夜旦那が切削作業をしていると、腰の高さまで閉めていたシャッターの向こうに足が見えるそうです。
「あれ?こんな時間にお客さん?」
ガラガラとシャッターを開けてみるも、誰もいない・・・・。

透けていて・・・

とかなら「人間じゃない」とわかるのですが、普通の人間の足なのでだまされちゃう。
何度か騙されて、
「人間だったら声をかけてくるだろう」
と思い、放っておいたそうです。
それからも何度も足は工場の入り口に立つことはありました。
実害はないので放置されていましたが。

隣が墓地ということで、薄気味悪さはありました。
でも残業しているとそんなことを気にしているほど余裕はないですし、慣れてもしまいます。
従業員数人は給料が激安の上あまり役に立つタイプではなく、どうしても旦那が一人で仕事を請け負っていました。
旦那の給料も激安だったんですけどね。

入口に立つ足よりも、パチンコで遊びまくって残業費を出さない経営者が怖くて辞めてしまいました。

墓場にいる霊が
「何してるんだ。こんな遅くまで」
と気になって出てきていたのかもしれません。
霊だって好奇心はあるでしょうし、夜遅くまで工場の音が響いていたら気になりますよね。

ちなみに下駄は履いていなくて、普通にズボンと靴だったそうです。

 

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