【考察あり】それは『平癒祈願』だったのか。それとも・・・?

みんなの心霊事件簿


私が小学校の頃に住んでいた社宅での話です。

その社宅は一棟が四階建てで、一つの階に二部屋(二世帯)という構造です。
当時の私の家は二階の一室で、居間に振り子付きの壁掛け時計を設置していました。
振り子付きといっても、ボーンボーンと鳴って定刻を告げるような立派なものではありません。
振り子はプラスチック製の単なる飾り。
人が触らないと揺れもせず、揺れてもすぐに止まってしまうものでした。

ある日母と外出して帰ってきました。
ふとその時計を見ると、振り子が勢いよく揺れています。
不思議に思った私が
「あの振り子何で勝手に動いてるの?」
というと、母は
「留守中におばあちゃんでも来て触ったのかもね」
と言っていました。

いくら祖母でも勝手に上がって時計なんか触るだろうか?

不自然ですよね?だっておかしいでしょ?
祖母が勝手に上がったとしても、わざわざおもちゃの飾りの振り子を触りますか?
それにその振り子はすぐに止まるんですよ?
振り子の動き方はまるで今「動かした寸前」のように勢いよく、動いているのですから。

昼間だったので父は仕事中です。鍵をかけ忘れて外出していたわけでもありません。

動いている振り子は母が触って止めました。

再び振り子がひとりでに動いたなんていうことはなく、その一件は忘れかけていました。
十年以上たったある日のこと。母と振り子の話をしました。
不思議だった思い出話として話をしたのです。
でも母がこんな話をしてくれました。
母が振り子が動いていたのを見た事件同じ時期の話です。

その話は『同じ棟の四階の一室で不可解なことが起きていた』というものです。
そこには夫婦が二人で住んでいました。
ご主人が病気で亡くなってしまい、社宅なので奥さんが住み続けることもできず。
奥さんは社宅を出て実家に戻ったそうです。

その後、その部屋に他の世帯が入居したのです。
でもその部屋では
皿などの物がひとりでに落ちて壊れたり、誰もいない廊下や部屋から物音が聞こえたり。
そんな不思議なことが頻繁に起こったそうです。

そんな中。畳替えでその部屋の畳を剥がしたら気味悪いものが見つかりました。
畳の下にお経が書かれた大量の紙が敷き詰められていたというのです。
おそらく奥さんがご主人の平癒祈願として書いたものだろう。
ということでしたが、ポルタ-ガイストの原因はこれではないかということになりました。
お祓いをしてもらい、その紙も神社か寺でちゃんと供養して処分してもらったそうです。

亡くなったご主人の霊とか奥さんの念とか、そういうのが関係していたのかは分かりませんが、
今にして思えばその社宅自体、どことなく暗い雰囲気がありました。
ちょっといわくつきだったのかなあとも思います。
現在その社宅は取り壊されて大きなスーパーが建っています。

床下にあったお経の紙。お話の中では『旦那さんの平癒祈願』と

書かれているけれど、私は

「旦那さんを呪い殺すための呪物」

に見えるなー

興味深いね。奥さんは旦那さんを殺したかったってこと?

うん。だって平癒祈願なら、床下なんかに隠す必要ないじゃない。

確かに呪いを込めた物を床下に置いたり、玄関に埋めたりして相手を呪う呪い方はポピュラーだよね。

そうなのよね。それに旦那さんを『殺したい』奥さんっているらしいわ

君は大丈夫?

・・・。ひみつ。

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