【長編】白骨死体と焼死現場。とある心霊スポットで。

みんなの心霊事件簿

全国的にも有名?な心霊スポットで、20年前に体験した話です。

当時夜遊びの楽しさを満喫していた私は、家を抜け出していつものように仲間と集まっていました。
男ばかりの仲間たちと一緒にいても、いろっぽい話はありません。
ダラダラと話していると、平和の滝の話になりました。
平和の滝というのは、札幌にある有名な心霊スポットです。
若くて怖いもの知らずだった私たちは、暇だったことも手伝って平和の滝に肝試しに行くことにしました。
仲間の一人がこんなことを言い始めました。
「肝試しとか奇数人数で行くとマズいらしいよ」
私たちは奇数人数でした。
「何それ」「こえー」「大丈夫だろ?」
「俺真ん中はいやだ。嫌だっつーの」
そんな怪談小話をしながら、3キロ程度の道を夜中に歩きます。

「なんか電灯おかしくない?」
ひとりがふとそんなことを言い始めました。
そういわれると・・・変です。

真夜中なので真っ暗ではありますが、道には一定間隔に街灯が立っていて道を照らしています。
不思議なことに私たちが通るのを見計らったように、次々と街灯消えていくのです。
慌てて振り返ると、通り過ぎた後の街灯は何事もなかったように復活して道を照らしています。
「また消えた」
「向こうはついたよ」
「ヤバいよ・・・」
何度も確認してはそんなことを言い合いながら、私たちは半べそになりながら滝に向かって歩いていきました。
住宅街を抜け、道路も、入れの行き届かない砂利混じりの地面になりました。

程なく進むと一番右端を歩いていた友達が急に左側に移動してきました。
「どうした?」
「あれ見て・・・?」
彼が指差す方には放置車両があります。
仲間の三人がその放置車両を見た瞬間、悲鳴染みた声をあげ、歩く速度をあげました。
私には何も見えなかったのですが、三人はその車の屋根の上に女を見たそうです。
その女は車の上に立ち尽くしていたとか。
車の上に立ち尽くす。って異様ですよね。
顔面蒼白になっている三人を引きずるように、私は滝に向かいました。
滝まであと一キロ。
とある空き地に放置されたプレハブ小屋がありました。
夜中のシンとした空気の中で、それは私のほうを見ていました。
白い女は明かりもないプレハブの中に立っています。
明かりもないそのプレハブの中でこっちを睨んでいる女。
その姿が私にはっきり見えること自体が異常ですよね。
長いざんばら髪の奥からにらみつける女の目が離れている私の脳裏に焼き付きます。

なぜあの時私は滝に行くのをやめなかったのか。

それでも私たちは滝を目指します。
長い坂道を上り、瀧への一本道を進んでいくと滝の音が聞こえ始めました。

滝の横には駐車場があり、公衆便所、何かよくわからない慰霊碑がありました。
中途半端に周囲を照らす街灯が、ホラー映画のような雰囲気を醸し出しています。
しばらく駐車場で友人たちと話をしていました。
公衆トイレに行った一人が慌てた様子でみんなを呼びました。
行ってみると、トイレの中は煤だらけ。
エロ本がばらばらになって辺りに散乱しています。
一人が何気なくエロ本の一枚にライターの火を近づけました。
ぼっ。
一瞬炎を放ち、ひとかけらの灰も残さず消えるように燃えてしまいました。
「え?」
な心霊スポットで、20年前に体験した話です。

当時夜遊びの楽しさを満喫していた私は、家を抜け出していつものように仲間と集まっていました。
男ばかりの仲間たちと一緒にいても、いろっぽい話はありません。
ダラダラと話していると、平和の滝の話になりました。
平和の滝というのは、札幌にある有名な心霊スポットです。
若くて怖いもの知らずだった私たちは、暇だったことも手伝って平和の滝に肝試しに行くことにしました。
仲間の一人がこんなことを言い始めました。
「肝試しとか奇数人数で行くとマズいらしいよ」
私たちは奇数人数でした。
「何それ」「こえー」「大丈夫だろ?」
「俺真ん中はいやだ。嫌だっつーの」
そんな怪談小話をしながら、3キロ程度の道を夜中に歩きます。

「なんか電灯おかしくない?」
ひとりがふとそんなことを言い始めました。
そういわれると・・・変です。

真夜中なので真っ暗ではありますが、道には一定間隔に街灯が立っていて道を照らしています。
不思議なことに私たちが通るのを見計らったように、次々と街灯消えていくのです。
慌てて振り返ると、通り過ぎた後の街灯は何事もなかったように復活して道を照らしています。
「また消えた」
「向こうはついたよ」
「ヤバいよ・・・」
何度も確認してはそんなことを言い合いながら、私たちは半べそになりながら滝に向かって歩いていきました。
住宅街を抜け、道路も、入れの行き届かない砂利混じりの地面になりました。

程なく進むと一番右端を歩いていた友達が急に左側に移動してきました。
「どうした?」
「あれ見て・・・?」
彼が指差す方には放置車両があります。
仲間の三人がその放置車両を見た瞬間、悲鳴染みた声をあげ、歩く速度をあげました。
私には何も見えなかったのですが、三人はその車の屋根の上に女を見たそうです。
その女は車の上に立ち尽くしていたとか。
車の上に立ち尽くす。って異様ですよね。
顔面蒼白になっている三人を引きずるように、私は滝に向かいました。
滝まであと一キロ。
とある空き地に放置されたプレハブ小屋がありました。
夜中のシンとした空気の中で、それは私のほうを見ていました。
白い女は明かりもないプレハブの中に立っています。
明かりもないそのプレハブの中でこっちを睨んでいる女。
その姿が私にはっきり見えること自体が異常ですよね。
長いざんばら髪の奥からにらみつける女の目が離れている私の脳裏に焼き付きます。

なぜあの時私は滝に行くのをやめなかったのか。

それでも私たちは滝を目指します。
長い坂道を上り、瀧への一本道を進んでいくと滝の音が聞こえ始めました。

滝の横には駐車場があり、公衆便所、何かよくわからない慰霊碑がありました。
中途半端に周囲を照らす街灯が、ホラー映画のような雰囲気を醸し出しています。
しばらく駐車場で友人たちと話をしていました。
公衆トイレに行った一人が慌てた様子でみんなを呼びました。
行ってみると、トイレの中は煤だらけ。
エロ本がばらばらになって辺りに散乱しています。
一人が何気なくエロ本の一枚にライターの火を近づけました。
ぼっ。
一瞬炎を放ち、ひとかけらの灰も残さず消えるように燃えてしまいました。
「え?」
紙を燃やして灰も残らない。
まるで手品のようなその様子に私たちは顔を見合わせました。
まあそれはそれで・・・不思議だったなということで私たちは駐車場に戻りました。

若気の至り。というか私たちは懲りずに滝つぼに下りることにしました。
薄闇の中で足場の悪い階段を手すりを伝うように一列になって下りていきます。
階段を降りる闇が濃くなっていきます。
闇の底、滝つぼの底で私たちは見てしまいました。

対岸に青白く光る女が立っています。
女の顔はわかりません。覚えていないというより、顔が全く思い浮かばないのです。
女性の周囲だけ別世界のような幻想的で、思い出しても鳥肌が立つ恐怖が私たちをおそいました。
大声を上げ、我先にと転げるように坂道を下り家まで走り続けて帰ってきました。

後日。聞いた話によると、あのトイレの煤は数週間前に男性が焼身自殺をした後だった。ということ。
そして一番怖かったのは・・・。
私たちがそこに行った後か先かはわかりませんが。
私たちが滝に向かっていた道で白骨死体が発見されたそうです。

一番最初から何かに呼ばれたお話なのかしら

どんなに怖い思いをしても、戻らなかった自分を不思議に思ったくらいだから

『呼ばれていた』

のかもね。

彼らが行った後に白骨死体が見つかったとしたら・・・

やっぱり死体を見つけたかったのかも。

焼死と白骨死体って嫌な組み合わせよね

焼死した現場に不思議なエロ本の切れ端が散乱。というのもメッセージ性を感じるよね

灰も残さず燃えたエロ本って・・・何なんだろう?

週では白骨死体にならないから、白骨死体が焼死した男性を引きずり込んだのかも。

水がある場所は怖いわ。水はいろいろなものの媒体になりやすいもの。

エロ本・・・気になるわよね

 

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