【小説】宵闇月夜神社

【小説】宵闇月夜神社

宵闇月夜神社の巫女 人であり人ならざる者

 日本のどこかに 宵闇月夜神社(よいやみつきよ じんじゃ)という神社があるという。  古来から続く神職一族を最後の一人まで根絶やしにしようとした荒魂に、唯一対抗できた祟り神が祀られる神社である。  祟り神はその力がゆえに、呪いを解き、霊...
【小説】宵闇月夜神社

【解呪巫女】いじめられっ子と餓鬼 前編

 中学2年生。鹿原みさきは窓から楽し気に家路につく同じ中学校の生徒たちを見てため息をついた。  彼女はふくよかだった。  制服は特別注文だった。大人しい子で自己主張をあまりしない。  そんな彼女は中学生の思春期にありがちな虐めの対象に...
【小説】宵闇月夜神社

【解呪巫女】いじめられっ子と餓鬼 中編

続く
【小説】宵闇月夜神社

【解呪巫女】いじめられっ子と餓鬼 後編

【小説】宵闇月夜神社

【解呪巫女】桜ふぶく刻1-祟り-

 山桜は染井吉野より早く咲く。  染井吉野とは違う凛としたその美しさは、山にいち早く春の訪れを告げる。  紅葉は参道の横に咲く一本の山桜の下で足を止めた。  美しく咲き誇るピンク色の花は生命力にあふれている。 (桜は葉桜がいい。葉の...
【小説】宵闇月夜神社

【解呪巫女】桜ふぶく刻2-宴-

山奥に美しい山桜があった。 詳しい樹齢はわからない。 ただとても立派な樹だったという。 その桜には桜鬼姫という人ならざる者が棲んでいた。 彼女は周囲に咲く桜の精を眷属と従えていた。 月明かりの中で淡く輝く満開の桜を...
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